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フジパンCUP U-12サッカー大会 12歳以下対象

MESSAGE
応援メッセージ

プロリーグや日本代表で偉業を残した先輩方や、
現在芸能界で活躍中の先輩方から、サッカーで頑張るみんなへ
応援のメッセージを頂きました。

財前宣之さん

北海道出身の元プロサッカー選手。
現役時代は、U-17世界選手権で中心選手として大会でベストイレブンにも選出される。
ベガルタ仙台育成コーチ後、現在は仙台市内で財前宣之フットボールスクールを開設。
フジパンCUPを観戦して感じたこと

フジパンカップを初めて観戦させて頂きました。 すごく良いチームがたくさんあって自分も大変勉強になりました。
フジパンカップのような大会のおかげで普段では対戦できない県外の強豪チームと試合をする事で、県外には自分よりももっと上手い子がいると肌で感じることができ、全国にはもっと上手い子が居ると知る事ができたと思いますので、日頃からその意識を持って練習に励んで欲しいです。

日頃の練習で意識すべきことは

大事な練習はおもしろくないと感じる練習が多いです。その練習をいかに意識高く持ってやるかが重要です。
例えば2人1組のパス練習。この練習を10回やって10回とも全く同じところに止めて蹴ることを意識してやる事が大事です。自分も子供の頃は、10回できるまでやり続けていました。その意識を持ってやっている子と10回やれと言われたからただやっている子は、試合でミスする回数が全然違います。
練習は、試合の為の練習です。練習の中で試合よりも厳しいプレッシャーの中で“試合の為の準備”をしっかりとやってください。

あきらめそうになったら…

自分は、クビになったり、復帰までに一年以上かかる大怪我を3回やって、辞めよう。無理だ。と思っていたけど35歳までプロサッカー選手としてプレーできたのは、大好きなサッカーをあきらめたくなかったからです。この先、成長していって色々な挫折を味わう事があると思います。でも、あきらめないで下さい。諦めたり、辞めるのは簡単です。挫折を経験した人は、自分一人ではない。そこから諦めず、復帰して成功した人はいっぱいいます。一人で悩まず、気持ちを切り換えて、ずっとダメな事は絶対にないし、この先、必ず良い事が待っていると信じるポジティブな気持ちを大切にして下さい。

サッカーが大好きな君たちへ

「夢」を持って諦めなければ、誰にでも「夢」を叶えるチャンスはあります。小学校の時はメンバー外だったけど、プロ選手になった選手はいくらでもいるので諦めないで下さい。夢に向かって意識をもって、自分の特長を、誰にも負けないと所を、磨いて行って欲しいです。それはスピードでも高さでも技術面でも何でも良いです。自分の好きなプレーでも良いです。全部そこそこの選手ではなくて、何か長所を持った選手になれるように日頃の練習から意識して夢の実現に向けて頑張って欲しいです。

北澤豪さん

東京都出身の元プロサッカー選手。ポジションはMF。
現役時代はヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)一筋でプレーし、日本代表としてもFIFAワールドカップ初出場に貢献するなど長年にわたり活躍。
現在は日本サッカー協会理事、サッカー解説者としても活躍している。
フジパンCUPを観戦して感じたこと

テクニックの高い選手・個性のある選手が多いと思いました。またミスを恐れず積極的に取り組む選手が多く、吸収力が高い。チャレンジ精神が多い子たちが多いので、失敗も多いと思いますが、その分成長も早いと思いました。
また、良い環境を用意してくださるこのフジパンカップがあるおかげで子供たちも夢に向かって励んでいると感じました。

日頃の練習で意識すべきことは

成長に応じてではあるが、言われたことだけで終わらさず、自分なりの個性を伸ばす必要がある。局面打開をしていく為には、自分でどうするか乗り越える手段を考えることで達成されます。指導者も枠にはめた指導ではなく、見え隠れする一人ひとりの個性を伸ばせるような柔軟性を持った指導で子供たちの幅を広げていく必要があります。まずはサッカーを楽しむのが大切であり、それが創造性豊かなプレーや一人ひとりのレベルアップにつながると思います。

サッカーが大好きな君たちへ

フジパンCUPという舞台に立ったことで、将来を考える良い経験になったと思います。日ごろみなさんが行っている毎日の練習を続けていくことが何より大切です。このことはサッカーに限らず、どんな分野に置き換えても同じことが言えます。将来の夢に向かって、まずは目の前の課題から逃げずに向き合っていくことが非常に大切です。努力してきたことは、将来の成果として必ずあらわれると思います。

パンサーさん

向井 慧(中央)、尾形 貴弘(左)、菅 良太郎(右)の3人からなるお笑いトリオ。
宮城県出身の尾形は仙台育英学園高等学校でエースナンバー10番を背負いキャプテンとして活躍。当時のポジションはMF。
フジパンCUPを観戦して感じたこと

私たちパンサーのメンバーはみんなサッカーをしていましたが、当時より体格が大きく、みんなレベルが高いなという印象を受けました。
とくに、どのチームもしっかりパスをつないでゲームを組み立てているところには驚きましたね!自分たちが小学生の頃はみんなドリブルの練習ばかりで、パスの練習をするということは頭には無かったです。なので、サッカーのレベルは格段に上がっていると強く思いました。(尾形)

日頃の練習で意識すべきことは

私が小学生だった時は、たぶん選手の皆さんと同じようにランドセルをおいたらすぐに練習に行くような毎日サッカー漬けの日々でした。当時はドリブルの練習などボールを正確に扱うことに重点を置き練習をしていました。基礎技術をしっかり練習することで、プレーの幅も広がっていくので、焦らず地道に頑張ってほしいですね。その上でそれぞれの特徴をのばして、例えばドリブルやキッカーといった自分のストロングポイントを作っていければと思います。(尾形)

サッカーが大好きな君たちへ

自分の意志を強く持ち、夢に向かって頑張ってほしいと思います。
夢に向かって頑張り続けることは、楽しい事ばかりではなく、辛いこともあると思いますが、目標に向かって一生懸命頑張ることで得られる様々な経験をこれからの人生に役立てていってほしいです。そして将来のサッカー日本代表がこのフジパンCUP出場チームから輩出されることを願い、応援しています! (パンサー三人から)

加藤久さん

宮城県出身の元プロサッカー選手。日本代表も務める。当時のポジションはDF。
現役中に修士課程を修了し研究者としての側面も持つ。現役引退後は、指導者としてヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)や京都サンガなどの監督を歴任。
フジパンCUPを観戦して感じたこと

フジパンCUP九州大会でヴィクサーレ沖縄FCジュニア(沖縄県)の総監督として2015年大会に参加させていただきまして、個人的にもフジパンCUPは思い入れの強い大会です。
全日本選手権と並ぶ大会がフジパンCUPであり、選手たちの大きな目標となっています。指導者にとっても高いモチベーションを与えてくれる非常に貢献度の高い大会です。
今回試合を見て感じたことは、みなさんから「サッカー選手」のような振る舞いを感じたところです。サッカー選手だと思えるけり方やフィールドでの動きが印象的でした。
テレビ等で一流選手の情報を気軽に得られる時代となり、小学生の頃からイメージを持ってプレーできる環境が整い、サッカーが浸透してきたと改めて実感できました。

選手に対するサッカー指導者のキモチ

「試合は最良の師」という言葉がありますが、ただ単にチーム練習をこなすのではなく、試合をたくさんすることが大切です。また、日々の練習においては、いい練習メニューを用意しても強制するような練習だとなかなか成果は出ません。
子供たちの積極性を促すような指導方法を用意していくのが指導者としての務めであると考えています。
特にこの年代は個人能力の幅が大きいので、すべての子供たちをフォローしグランドに足を運ばせるのが指導者として大切な役割であると思います。

サッカーが大好きな君たちへ

これからも、もっとたくさんの選手に育っていただき、日本を代表する選手になっていただきたいと思います。
選手だけではなく、指導者も一緒に夢や目標に向かって「本気」になって邁進(まいしん)することが大切です。
応援してくれるご両親をはじめ、関係者への感謝の気持ちを忘れることなく、精一杯これからも頑張ってほしいと思います。

本並健治さん

大阪府枚方市出身の元プロサッカー選手で日本代表も務める。
現役時代のポジションはGK。ガンバ大阪、ヴェルディ川崎などでプレーをし、現役引退後は、解説者、大学や高校のコーチ、なでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督も務めた。
フジパンCUPを観戦して感じたこと・一緒に試合をした印象

子供たちのレベルが非常に上がってきています。
前の選手はドリブルが得意で、後ろの選手は短いパスで
しっかりつなげています。
8人制のおかげで、ボールへの接触が増えて、
子供たちの成長につながっていると感じました。
個人的には6人制でもいいのではと思っているぐらいです。
また、監督さんが子供たちに自由にプレーさせているため、
子供たちが自分たちで考えてのびのびプレーをしており大変良かったです。
小学生の頃が一番成長する時期なので、
指導者の方々には、子供たち自身で考え、自由にプレーすることを尊重し、
分からないことを教えてあげる、褒めてのばしてあげる
ということを大事にしていただきたいです。

ゴールキーパーにとって大切な事

私は、中学生からサッカーを始めました。
小学校の頃は野球をやっていてプロ野球選手を夢見ていました。
中学生になってサッカーを始めて、ゴールキーパーのポジションになりました。
その経験から言うと小学生の頃は、ゴールキーパー以外の練習も
した方がいいと思います。
足技の基本であるドリブル・パス・トラップ等は小学生の頃が一番上達します。
また、今のサッカーはゴールキーパーも足元の技術が求められるので、
フィールドプレイヤーと同じ練習をすることはとても重要です。
ゴールキーパーとして大事なことは、練習ではボールを何処で捕えるかという
基礎の反復、試合では冷静な判断で平常心を保ち、落ち着いてやることです。
ミスは当たり前なので次のプレーで取り返す気持ちで取り組んでほしいです。

サッカーが大好きな君たちへ

サッカーだけでなく、遊びを通じて、
野球やテニスといった他のスポーツにもチャレンジして欲しいです。
それがサッカーの上達に繋がっていくと思います。
この先、中学生、高校生と成長して行く上で、
ライバルとの競争が激しくなっていきますが、
そこに勝ち残るには練習あるのみです。
今までセンスがある選手、上手な選手はいっぱい見てきましたが、
最後に勝ち残っている選手は努力している選手です。
99%の努力と1%の能力です。
何をするにも一生懸命さを忘れないでください。
勉強、遊び、サッカー、全てを一生懸命にやって、
友達やチームメイト、家族を大事にしていろんなことを感じて考えて、
成長していってほしいです。

奥野僚右さん

京都府出身の元プロサッカー選手。ポジションはDF。
現役時代は、鹿島アントラーズやサンフレッチェ広島などでプレーし、現役引退後は、モンテディオ山形のトップチームの監督も務めた。
サッカーがもっと上手になるには?

私は「素直さ」が大切であると考えています。
監督やコーチ、両親の言葉に対して理屈抜きに素直に実践してみることで、多くの気づきや、学びを得、成長が加速していくと思います。素直さは監督たちの「経験」も自分のものにすることができるからです。監督やコーチの指示や助言には、それぞれの方の成功や失敗など様々な経験が生かされています。
君たちの「積極性」が加われば、サッカーがもっと上手に、もっと楽しくなっていきます。

選手に対するサッカー指導者のキモチ

指導者として、親として共通しているのは、「子供達に幸福な人生を送ってもらいたい」という想いです。
サッカーに関して言えば、指導者はサッカーをもっと好きになってほしい、もっと上達してほしい、そして子供達の夢の手助けをしたいと考えています。
時には厳しい言葉をかけたり、高い要求もしますが、根底にはそのような気持ちがあるのだと子供たちも理解しておく必要があるでしょう。
子供たちに未来へのタスキを渡しているようなキモチです。

サッカーが大好きな君たちへ

サッカーを通じて、たくさんの仲間と出会い、競い合うこと、向上心と積極性を持って努力することは、君たちにとって大きな財産になります。サッカーができる環境に感謝するとともに、サッカーを全力で楽しんでください。
君たちの夢をいつも応援しています。

WASSEさん

当時最年少の19歳で、フリースタイルフットボールのプロデビューを果たして以降、サッカーのリフティングにブレイクダンスの要素を取り入れた独特のスタイルを確立。2011年には足裏リフティングの世界記録を更新し、ギネス世界記録保持者に認定される。
リフティングの練習をすることの意義

リフティングが上達すれば、「トラップ」や「ボールコントロール」がうまくなるので、サッカーも上達するという事は一般的に知られているかと思いますが、リフティングを練習することで、「ボディーバランス」が良くなるというメリットもあります。
フリースタイルフットボールの技は、足を回したりすることで体が不安定になるので、それを安定させるために体幹が鍛えられ、サッカーの試合の重要な局面で結果を残すことができるようなプレーができるようにもなります。
皆さんには、ぜひとも、遊び感覚でいろいろな技にチャレンジして、リフティングもサッカーも上達していっていただきたいです。

リフティングが上手になるには

リフティングがうまくなるコツは、正直なところ練習しかないです。
重要なのは、楽しみながら練習することです。
少しずつ技ができるようになるとそれが楽しみになっていくと思うので、遊びながら、楽しみながら、ひとつひとつ、新しい技にチャレンジしていくと良いと思います。

サッカーが大好きな君たちへ

技術的な部分が、昔よりもかなり重要になってきていると感じるので、リフティングも含めて、しっかりと練習がんばってください。
日本代表になることは簡単ではないですが、夢や目標を持って、それらを失わずに、サッカーと向き合っていってください。
フジパンCUPに参加した皆さんの中から、日本代表選手が出てくる事を楽しみにしています!

城彰二さん

北海道出身の元プロサッカー選手。日本代表も務める。当時のポジションはFW。 プロ1年目に12得点を挙げ、長く新人最多得点記録を保持していた。
現在はテレビなどで試合解説を行っている。
もっとサッカーがうまくなるために

基礎技術が高い選手が、世界的に見ても長く活躍できると思います。 サッカーはシンプルで、「蹴る」「止める」「走る」という基礎を磨いて、
しっかりとした土台作りをしておけば、
これから、中学、高校と上がっていったときに、さらに伸びていくと思います。

8人制サッカーにおいて意識すべきこと

ボールにたくさん触れる、ゴールをたくさん奪えるというのが
8人制サッカーのいいところです。
技術を磨くことや、試合の中でチャレンジすることにとてもぴったりなので、
そういったことを意識して試合にのぞんでほしいですね。

日本代表や海外リーグなど、世界の舞台でプレーして感じたこと

世界のレベルはまだまだ高いところにあって、
日本のサッカーはもっともっと頑張らなければいけないところにあると思います。
ただ、サッカーを楽しむということは忘れないで欲しいと思います。海外のトッププレーヤーもサッカーを楽しんでやっています。
プロでサッカーをやっていくと、プレッシャーで楽しめなくなることもありますが、
サッカーを始めたときの楽しむ気持ちは、どこまでいっても大切だと思います。
楽しみながら、どんどん上を目指していってほしいです。

サッカーが大好きな君たちへ

サッカーというのはチームが一つにならないと勝てないスポーツなので、
試合に出られなくても、悔しい気持ちを忘れずに練習に取り組むことで、
絶対に上達していくと思いますし、チームも強くなっていくと思います。
失敗を恐れずに、どんどん色々なことにチャレンジしてほしいです。
また、家族の方々や指導者の方の支えがあって、サッカーができていますので、
そういった方々への感謝を忘れずにサッカーに取り組んでほしいですね。
皆さんが未来の日本代表になって、羽ばたいていってくれることを願っています!

ペナルティさん

二人とも全国屈指の強豪である船橋市立船橋高等学校サッカー部出身。
ヒデ(左):千葉県出身。Jリーグの横浜フリューゲルスに入団が決まっていたが、芸能活動の道を選択。当時のポジションはMF。
ワッキー(右):北海道出身。プロサッカー選手を目指していたが、膝を壊して断念。ヒデに誘われてお笑いの道へ。
8人制サッカーのフジパンCUPをご覧になって

ヒデ:技術力の高さ、組織力の高さを痛感しました。
自分の小学生の頃と比べると遥かにレベルが上がっていると思いますし、
フジパンCUPを見ると、年々日本のサッカーは進化しているのだと感じます。
ワッキー:8人制サッカーはスペースが少ないので、技術力、組織力、そして、チームとしての戦術や決め事がしっかりできているかが、勝負を分ける決め手になると感じました。

日頃の練習で意識すべきことは

ワッキー:とにかくサッカーを楽しむことですね!
楽しむ気持ちがあれば、自然と練習するようになりますからね。
ヒデ:僕が小学生の頃は、朝は早くから、放課後も日が暮れるまで練習していました。日頃から、ワンプレーワンプレーをしっかり考えて、失敗してもなぜ失敗したかをとことん突き詰めてください。

日本サッカーの将来を背負う皆さんへ!

ヒデ:いろいろな人に感謝しつつ、とことんサッカーを楽しんでください!
また、一流のサッカー選手は、人としてもちゃんとしています。
サッカーだけではなく、勉強やお手伝いなど、サッカー以外のこともしっかりがんばることで、人としても成長していってほしいと思います。
ワッキー:たとえば、好きな子ができたらちゃんと告白することも大事です。そこで勇気を出すという力をやしなって、PKの時にちゃんと決められるようになるかも(笑)
そういったことも乗り越えていって、良い選手になってほしいですね!

森島寛晃さん

広島県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはMF/FW。
「ミスターセレッソ」「モリシ」という愛称で親しまれている。
フジパンCUPをご覧になって

予選から観ていましたが、選手達のレベルの高さを感じました。
攻守の切り替えが早く、ゴールへの意識の高さを感じられ、面白い選手がたくさん発見できました。
保護者の方の応援、盛り上がりもチームごとにカラーがあって、
とても面白かったですね。

日頃の練習で意識すべきこと

まずは、基本練習はいつまでたっても大切なことだと思います。
チームで今やっている基本の練習を上手くなりたいという気持ちを日々持って取り組んでもらいたいです。
また、Jリーグや日本代表、海外のサッカーなど見て学べるお手本がたくさんあります。そこで良いイメージを膨らませて、ピッチの上でアイデアを持ってプレーすることも大事だと思います。

フジパンCUPから一人でも多くの日本代表を!

目標や夢をきちんと持って、日々それに向かってがんばっていくことで、どんどん色々なことにチャレンジしていけると思います。
試合に負けても、次は絶対勝ってやろうと思えるし、そういった気持ちが自分を成長させ、夢や目標の実現につながっていくと思います。
日の丸を背負って、ワールドカップに出場するということは、誰もが憧れる舞台だと思います。 いつかはきっと自分が出場するという思いも持って日々、がんばってほしいですね。
フジパンCUPに出場された選手の中から、日本代表やJリーグで活躍する選手が、たくさん出てきてくれることを楽しみにしています。

秋田豊さん

愛知県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはDF。
1998年、2002年の2回、ワールドカップに出場している。
フジパンCUPをご覧になっての感想

年々、技術面が上がってきているとすごく感じます。
また、いろいろことにトライする姿勢も見られたので、試合を観ていて面白かったです。
チームによって技術的な差はありましたが、そこをどのようにチームとして補うかをいう所も観ていて感じ取ることができました。
試合の中で背後を狙い、勇気を持ってゴールに向かっていくシーンがありましたが、そういったプレーがどんどん出てくると、日本のサッカーももっとレベルが上がっていくのではないかと思いました。

8人制サッカーで意識すべきポイント

人数が少ない分、みんながプレーに関わることができます。
出来るだけプレーに関わるためには、攻撃だけではなく守備の面においても、1つ2つ先の展開を予測して、常に準備することを意識していくことが良いプレーに繋がっていくと思います。

小学生時代にどのような練習をするべきか

トラップやパス、ドリブルといった技術を完成させるべきだと思います。
自分が頭で考えた通りに、ボールをコントロールできるまで、繰り返し、ドリルのように練習していく必要があると思います。

サッカーが大好きな君へ

自分がどうなりたいかというイメージや夢を持つこと、そして、その実現のために今は何をすべきか、まずはどんな目標をクリアするべきかといったことを考えるということが大事だと思います。
それによって、日々の生活の一瞬一瞬、一日一日を無駄にせず大切にできるはずです。
それを実行できている人は輝いているし、とても魅力的だと思います。

武田修宏さん

静岡県出身の元日本プロサッカー選手。
当時のポジションはFW。日本サッカーリーグ新人王・MVP、Jリーグ通算94ゴールの記録を持っている。
現在はスポーツコメンテーター、タレントとして活躍中。
自分で考えることが大事

1対1の時、足が速ければスピードで抜こうとか、
相手を背負った状態でどうやって点を取ろうかとか、
自分で考えアイデアを持ってプレーすることが大事です。
試合はもちろん、練習の時から常に自分で考えて取り組むことが大切です。
そして、とにかくサッカーを楽しんで、自分の長所を伸ばしていってください。

フジパンCUPを観戦して

各チームの個性が出ていて、見ていて楽しませてもらいました。
テクニックや攻撃、チームワークなどといった個性もありましたが、
負けたくない気持ちを前面に、最後まであきらめないというチーム個性もありましたね。
技術面だけでなく、負けたくないという気持ちもとても大切なことだと思います。

フジパンCUPから一人でも多くの日本代表を

サッカーにおいて、重要なことが3つあります。
それは「技術」と「運」と「強いメンタリティー」です。
特に、「強いメンタリティー」は特に大事だと思います。
日本代表クラスの有名な選手でも、
小さい頃に大きな挫折を味わった選手はたくさんいます。
その逆境を乗り越えて、自分のプラスに変えてきた選手が日本代表になっています。
皆さんもサッカーをやっていくうちに、
壁や苦しい局面にぶつかることもあるかと思いますが、
そういう時にこそ自分を成長させるチャンスだと思って頑張ってほしいです。
フジパンCUP経験者の中から、一人でも多くの日本代表が出てくれることを
心から祈っています。

平瀬智行さん

鹿児島県出身の元日本プロサッカー選手。当時のポジションはFW。元日本代表も務める。
現在はベガルタ仙台のアンパサダーとして、社会貢献活動などを行っている。
基本練習が大切!

今後、高い技術を身に付けていく上で、しっかりとした基礎がとても大切になってきます。
「止める」「蹴る」といった基本をしっかり練習しましょう。
止まってではなく、動きながらパスを受けたり、パスを出したりといった
練習を反復して行ってください。
そして、その練習を自分が試合をしているような感覚で取り組んでほしいですね。
基本の練習は、その時はつまらないと思うかもしれないけれど
後々、絶対役に立ってくると思います。

8人制サッカーについて

ボールに関わる機会が多いと思うので、自分がボールをもらうだけでなく
相手にボールを受けさせるようなスペースの作り方や
狭い中で逆を突くトラップや体の使い方などといったことを
意識して取り組んでみてください。
小学生の頃からそういったことを意識していくと、
サッカーに関する理解がとても深まると思います。

日本サッカーの未来を背負う皆さんへ

まずは、夢を持ってください。
そして、その夢の実現のための過程をイメージして
段階ごとの細かな目標を作り、それをひとつひとつクリアしていくことで
成長していってほしいです。
僕も小さい頃は、目標をノートに書いていました。
小学生で鹿児島県代表、中学で全国大会出場、サッカーで有名な高校へ入学、
日本代表入りと、目標を明確にすることで、それに向けて頑張ることができ、
すべて達成することができました。
ぜひ皆さんも明確な夢を持って、それに向かって頑張っていってほしいですね。

加藤晴彦さん

愛知県出身の俳優・タレント。バラエティー番組から映画、ドラマなど多方面で活躍中。名古屋広報大使。
スポーツにくわしく、愛知県ハンドボール協会名誉会員や、日本ハンドボール協会スペシャルサポーターを務めている。
フジパンCUPを見て

小学生の大会ということを忘れてしまうような迫力と、
また小学生らしい純粋に一生懸命ボールを追いかける姿が印象的でした。
思わず試合に引き込まれ、とても刺激をもらいました。
当日は雨の中、水たまりのようなピッチコンディションでしたが、浮き球のパスを
多用するなど、プレースタイルを切り替えて試合をしていて本当に関心しました。
また、監督の厳しい言葉に対しても、
しっかり監督の目を見てしっかり指示を聞いている姿を見て、
サッカーの技術以外にも大切なものを学んでいると感じました。
女子のトーナメントも、男子顔負けの迫力でした。
雨の中でもあれだけのサッカーをする姿は圧巻で、この経験があれば、
これからの人生どんなことがあってもめげずに頑張れるのではないかと思います。

夢を追いかける皆さんへ

遠い夢を追いかけることも大事だと思いますが、
目の前の目標を達成していくことでもっと大きな夢の実現に繋がっていくと思います。
まずは近い目標を一つ一つクリアして、
階段を一段一段のぼるように夢に近付いていってほしいです。
また、サッカーの技術と同じように人間力も大切だと思います。
サッカー以外のこともたくさん経験して、
監督や親御さんの言うことをしっかり聞いて、
人としての魅力も磨いていってほしいと思います。

宮澤ミシェルさん

千葉県出身の元日本プロサッカー選手。当時のポジションはDF。
現在はサッカー解説者として、視聴者にわかりやすい解説で支持を集めている。
8人制サッカーについて

たくさんボールに触ることができるし、展開が速くて、スペースもたくさんあるので、とても面白いですね。
フィールドに7人しかいないので、チームメイトと常に連動してゲームを作っていくのは楽しいのではと思います。
その中で、チームとしてのシステムや決まり事はあると思いますが、8人制サッカーの重要な部分は全員攻撃、全員守備。
状況に応じて自分たちで判断しなければいけないということを意識してほしいですね。

サッカーが大好きな皆さんへ

サッカーを楽しむことを忘れないでください。
ちょっとしたファインプレーも、サッカーの楽しみの1つです。
また、自分の個性やストロングポイントを磨いて いってほしいですね。
日本代表レベルでも、みんな自分のストロングポイントを分かっていて、さらにそれを練習によって伸ばしていこうとしています。
そういったことが組織全体の底上げにつながります。
日本代表にはアジア№1であり続けてほしいですし、世界のトップにも近付いていってほしいです。
日本サッカーの将来を担う皆さんには、毎日コツコツと自分と戦って、ライバルと切磋琢磨して、一日一日うまくなっていくということをやり続けてほしいですね。

ラモス瑠偉さん

ブラジル出身の元日本プロサッカー選手。当時のポジションはMF。1979年2試合連続ハットトリックを含む14得点7アシストを記録し、得点王・アシスト王の二冠を獲得した。
ラモスさんの少年時代

僕が小学生の頃は、ボールは重く、グラウンドはデコボコでした。
でも朝から夜まで、時間が許す限りボールを蹴っていましたし、試合は本当に大好きでした。
基本的なトラップやパスなどの部分で、くだらないミスをする選手は監督に厳しい言葉を浴びせられ、試合に出してももらえませんでした。
試合に出る選手は皆、トラップもシュートもうまく、また、自分のサッカー以外の部分でも責任感を持って生活をしていました。

フジパンCUPを見て

フジパンCUPはとても大きなイベントでハイレベルな大会だと感じました。
出場している選手は本当に一生懸命で、サッカーが大好きなんだなという気持ちも伝わってきました。
でも、ミスパスやミストラップが多く感じたので、そこはもっともっと練習してください。そうすると、試合がもっと楽しくなると思います。
世界のサッカーはパススピードがとても速いので今のうちからボールをしっかり止める技術を磨いてほしいです。

日本サッカーを背負う皆さんへ

サッカーは技術だけでは試合に勝つことはできません。
最後は「絶対に勝ちたい!」という気持ちが大切です。
うまくなりたければ方法はいくらでもあります。壁さえあれば、一人でパス、トラップ、シュートの練習ができるし、何もなくてもイマジネーションでトレーニングできます。とにかく、サッカーがうまくなりたいという気持ちが大事です。
そして、サッカーができることに感謝してください。
感謝の一つが一生懸命取り組むことなのです。

望月重良さん

静岡出身の元プロサッカー選手、日本代表選手。当時のポジションはMF。
現在は、JFLのS.C.相模原代表を務めている。
フジパンCUPを見て

8人制サッカーを見るのは初めてでしたが、11人制に比べて、局面局面での攻守の攻防が多く見られたり、試合展開がスピーディーで、一人一人のボールタッチの回数も多いので、見ていて、とても面白かったです。

望月重良さんの少年時代

とにかくサッカーが楽しくて、毎日ボールを蹴りたくていてもたってもいられないというか、常にボールを触っていたかったという思い出がありますね。
なので、監督やコーチにやらされているという感覚は全く無くて、自発的にグラウンドに行って練習したりしていました。
また、僕が小学生の頃は、背が高いであるとか、足が速いであるとかという身体的に特長がある選手がとても重宝されていましたが、今日試合を見ていると、うまい選手がすごく目立つように感じて、技術が上達しているなということをすごく感じました。

一緒にプレーして記憶に残っている選手

カズさん(三浦和良選手)の練習に取り組む姿勢がとても記憶に残っています。
プロで長くやっていると、練習を通じてコンディションを調整しながら試合へのリズムを作っていくのですが、カズさんの場合は、若手や新人のように常に100%の力でボールを追ったり、攻撃をしたりして、決して手を抜くことがなく、これが本当のプロフェッショナルだなと感じました。

サッカーが大好きな君へ

今はサッカーがとても進歩して、組織やチームの約束事がいろいろあると思いますが、そういったことに縛られすぎず、まずはサッカーを楽しむ、ボールと触れ合うということがとても大事だと思います。
また、僕らの頃は、プロになるのが目標でしたが、今では日本サッカーのレベルも上がって、海外のチームでプレーする選手がとても増えてきています。
夢や目標を高いところに持ち、強い気持ちでそういったものを自分で勝ち取っていくために、毎日がんばってほしいです。

トム バイヤーさん

アメリカ合衆国出身の元プロサッカー選手。アメリカ、イングランドで活躍後、日本のチームに所属。
現在は「トムバイヤーアカデミー」で少年サッカーの指導を行っている。
フジパンCUPを見て

20年間全国で小学生の技術の指導をしてきました。
少年サッカーでは世界と比べても日本は相当レベルが高いです。
やはりU-12世代の選手が基本的な技術を学ぶことが将来の日本サッカーのレベルを上げることになります。この年代のサッカー大会をもっと盛り上げていけるといいですね。
上達するヒントは好きな選手を想像し真似をすることです。
いま世界で活躍している日本の代表選手が多くいます。その選手を見て真似をして技術を磨いてください。プロを目指すには毎日少しずつでも自分で練習することです。ボールがあれば一人でも練習ができます。常に練習して技術を磨くことが大事です。

サッカーが大好きな君へ

大きな夢を追いかけてください。プロになる大きな夢、日本代表になる大きな夢を持ってください。
夢を追いかけるために集中して練習することが大事です。
がんばってください。

前園真聖さん

鹿児島県出身の元プロサッカー選手。アトランタオリンピックでU-23サッカー日本代表キャプテンを務める。
当時のポジションはMF/FW。
引退後も、サッカー解説や後進の指導に携わっている。
フジパンCUPを見て

僕がサッカーを始めたのは小学生でした。フジパンCUPに出場しているU-12年代です。いまは世界中のサッカーを見る機会があり、日本は練習環境や試合環境が整ってきています。いまの子どもたちの技術の向上につながっているのでしょうね。
僕は、ボールを止めることだったりパスだったり、基本的な技術はU-12世代で身に着けることが大切だと思っています。あとから身についてくるものではありませんからね。そして自分の得意なプレーを自分で見つけ出していく。それが大事なのではないでしょうか。
そしてサッカーが好きなU-12世代のみんなが、もっと上を目指すなら技術の上達も必要です。苦手なことは何度も練習をすること。そして上達すればサッカーがもっと楽しくなる。
試合で負けたときは悔しいと思う気持ちが、またがんばる力になるといいですね。

サッカーが大好きな君へ

テレビで試合観戦するときは、好きな選手や好きなプレースタイルを見つけて、ビデオで何度も見て覚えて研究材料にしてみよう。そして、楽しさや悔しさ、いろんな経験ができるサッカーを、これからも続けてほしいなと願っています。

西澤明訓さん

静岡県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはFW。
フランス、スペイン、イングランドなど海外チーム所属経験もある。
現在はセレッソ大阪でアンバサダーを務めている。
フジパンCUPを見て

堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターが完成して初めての試合が、このフジパンCUPですよね。ピッチに立って思ったのは、日本最大の施設規模を有するだけあって設備はもちろんすばらしいし、また交通の便もよい。この場をきっかけに、関西のサッカーがさらに盛り上がっていくといいですね。

十数年前にJリーグができてから、サッカーの試合はいつでもテレビで見られるようになって、昔にくらべたらサッカーをより身近に感じる環境で育ってきた子供達だからなのかな、サッカー教室でもみんなとても上手で、レベルも高いですよ。だからこそプロになるのは大変なのかもしれないけど、これからもがんばってほしいと思いました。

プロを目指すなら個性、つまり自分の得意を伸ばして、誰にも負けない強みをどんどん磨いていくといい。今の歳で身につけた武器は一生物。サッカーはチームプレーだから、欠点をカバーすることよりも、ほかの誰にも負けない自分の技でチームの勝利に貢献することが大切です。

サッカーが大好きな君へ

なにより、サッカーを楽しんでください。観に来る人に楽しんでもらうためにも、そしてプレーする自分自身のためにも。そうすれば、技術が向上して、試合に勝つことにつながっていきますから。

小倉隆史さん

三重県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはFW。得意の左足での強烈なシュートから、「レフティモンスター(左足の怪物)」と呼ばれた。
現在は解説者としてテレビなどに出演中
フジパンCUPを見て

Jリーグができて17年目、今日の大会に参加している子どもたちが生まれたときにはプロのサッカー選手がいたという時代背景もあり上手な子が多いですね。技術力が高くなっています。
僕の子供時代は個人の技術を磨くことに目が向けられていましたが、サッカーの内容も変わり、チームプレーも上手になってきました。
世界レベルで期待できそうですね。

サッカーが大好きな君へ

サッカーを楽しめる選手になってください。いろんな楽しみ方があると思います。
試合で負けて楽しいとは思わないでしょう。やっぱり勝ったら楽しいじゃないですか。
楽しくサッカーをするために、勝つためにはどうしたらいいのか、自分で考えて、工夫しながら練習に励んでください。
それから、ごはんは好き嫌いなくしっかり食べること。好き嫌いがあると成長できませんからね。そして、たっぷり睡眠をとって、丈夫な身体作りをしてください。

岩本輝雄さん

神奈川県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはMF/DF。
ファルカン監督時代に日本代表の10番をつけていた。
現在は横浜創学館高等学校サッカー部コーチに就任。
プロをめざすなら、自分の個性を伸ばそう

今回の大会を見て、ばらつきはありますけど、ひじょうにレベルが高いと思いました。優勝した神奈川TCとか千葉県TCブルーは特にハイレベルでした。しかし、監督の型にはまろう、教えられたとおりに動こうという選手が多かったのが残念です。子どもたちにはもっと自由な発想でプレーしてほしいと思います。
平均的にサッカーがうまい選手ってたくさんいるんですよ。でも、個性的な選手は少ない。プロをめざすなら、自分の武器を持った方がいいですね。パス、ヘディング、キープ、なんでもいいんです。

24時間サッカーのことを考えよう

自サッカー選手になりたいのなら、24時間サッカーのことを考えた方がいいでしょう。例えば、練習が終わったら友達とすぐに帰ってしまうのではなく、10分間クールダウンをして、10分間きっちりストレッチをします。そうすれば、ケガをしにくくなります。食事でいえば、お菓子ばっかり食べないで、野菜をたくさん食べた方が身体づくりにつながります。自分なりに、ケガをしにくくなる生活、よりサッカー選手に近づける方法を考えましょう。
朝食をしっかり食べることも大切です。朝は、低脂肪の牛乳にヨーグルト、そしてフジパンのパンを食べるとかね!フジパンの商品の中にもありますが、あげパンとか、あんこが入っているパンは身体のためになるんですよ。

サッカーが大好きな君へ

世界の選手のプレーを見て、こんな風になりたいというイメージを持って練習に取り組みましょう。そしてそのイメージに近づくために、今何をしたらいいのか、3年後、10年後はどうなっているべきなのかという目標を持ちましょう。
みんなは、これから中学生になって、色んな先生や監督と出会いますが、その出会いや人とのつながりは大切に。日本代表だって、監督が変わるとメンバーが変わりますよね。人との出会いは将来の自分につながるのです。あと、お父さんお母さんへの感謝の気持ちを忘れないように。親に感謝できる選手は、成長が早いです。サッカー選手になりたいという気持ちを忘れずに、毎日の練習に全力で取り組んでください。

飯島寿久さん

東京都出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはDF。ハードなマークの守備でチームに貢献してきた。
現在は名古屋グランパスでコーチを務める。
世界に負けない日本の子ども

フジパンカップは、本当にレベルが高い大会です。選手1人ひとりの技術が高く、しっかりしているチームをたくさん見かけました。僕は、みなさんと同じくらいの歳のときに、全日本サッカー大会で優勝したのですが、そのときと比べても、今日のフジパンカップの東海地区大会に出場している選手たちは、個人技術が高いと感じました。
日本の子どもたちは、世界の子どもたちと比べても、決して低いレベルではありません。今だからこそ、世界を目標にして頑張ってほしいです。

毎日の練習がたいせつ

僕はよく、5分間でもいいから、毎日ボールを蹴って練習しよう、と言います。子どもたちは技術を身につけるのが一番早いとき。ボールと友達になるつもりで、いつもボールに触っていてほしいですね。リフティングや壁を使ってパスの練習など、サッカーはチームプレーですが、1人でできる練習方法がたくさんありますよ。
ケガをしないために、柔軟運動をして、筋肉や関節をやわらかくしておくことも大事です。
もし、ケガをしてしまっても、そのあいだにできるトレーニングがあります。たとえば、サッカーは手を使わないので、あまり重要だと思わないかもしれませんが、バランスをとるのにすごくたいせつな役わりをもっています。ケガをしてしまっても、あきらめないで、むりをせずトレーニングを続けることがたいせつです。

サッカーが大好きな君へ

毎日ボールを使って練習することと、規則正しく生活することが、いいサッカー選手になるために必要です。まず、じょうぶな体をつくるために、ごはんをしっかり食べること。とくに、朝ごはんはちゃんと食べましょう。
さらに、スパイクのひもをむすんだり、ユニフォームの洗たくや部屋の掃除など、自分のことは自分でできるようになりましょう。サッカーをうまくなるためには、自分で考える力が必要です。グランドの上で、シュートするのもパスをするのも自分の判断ですから。さらに、コーチに言われなくても、「ここはドリブルでいこう」とか「さっきはポジションが悪かったな」と、自分で自分のプレーをよくしていくことができます。毎日少しずつ技術面・精神面をみがき、一歩一歩成長してください。

中西永輔さん

三重県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはDFを中心としたマルチプレイヤー。
1998年のFIFAワールドカップで日本代表を務めた。
現在は解説やイベントなどで活躍中。
中西さんの少年時代

僕が小学生の頃と比べると格段にレベルが上がっているなと実感しましたね。ボールを止める技術、パスをつなぐ技術、動き出す技術という面で、しっかり指導を受けているなという印象を強く受けました。まだ「根性論」で教わってきた僕らの小学校時代とでは、やはりレベルに差がありますね。

世界のサッカーと比べて

例えばボールを止める技術にしても世界の一流選手は止め方が本当にシビアです。次のプレーに対して考えて止めているという気がするんです。世界との違いはそういった細かい技術の差だと思うんですよね。また、環境も違いますね。海外では昔から子供でも芝生の上で練習するのは当たり前です。最近になってようやく日本でも芝生の上でサッカーができる環境に変わってきたように感じます。今後、日本のサッカーをもっと盛り上げていくためにも、こういったフジパンさんが開いてくれている芝生の上でおこなわれる大会など、どんどん増やしてほしいですね。

サッカーが大好きな君へ

僕は小学生の頃はもっと楽しくサッカーをしてほしいと思っています。もちろん伸び盛りの時期なのでしっかりとしたサッカーを学ぶことは大事なのですが、子供の頃はもっと感性豊かに喜びを爆発させるようなサッカーをしてほしいと思っています。
最後に、みなさんの中にはJリーガーになりたいと夢見る人が大勢いると思います。しかしJリーガーへの道のりは簡単ではありません。夢に向かって進むためには努力をしなければいけないということです。決して楽な道のりではありませんが、自分では手に届きそうにないくらいの高い目標を持って、そこに近づけるようこれから中学、高校と努力を惜しまず頑張ってください!

中西哲生さん

愛知県出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはDF/MF。名古屋グランパス時代にはスーパーサブとして起用され、たびたびゴールを決めた。
現在はスポーツ番組を中心に、解説や執筆活動などを行っている。
中西哲生さんの少年時代

僕は小学校5年生の時にこの大会で優勝しました。決勝戦では、4得点のうち1ゴール、2アシストしたことを今でも覚えています。僕は右ききですが、これらはすべて左足で蹴(け)ったボールでした。左足でも上手にボールを蹴れることがうれしくて、さらにサッカーにのめり込んでいったように思います。
僕が小学生の頃は、日本で人気のスポーツといえばまず“野球”でした。でも僕はボール1個で色々な練習ができるサッカーが大好きで、毎日毎日リフティングや壁(かべ)を使ってパス、シュートなどをしていました。また当時の日本のサッカーは今とは大きく違っていました。Jリーグがなかったので、プロの選手のプレーを生で見る機会などはないし、プロの選手になるという目標が持てない時代でした。「プロの選手=海外リーグ」としか考えられなかったんです。しかし今はJリーグができ、夢がぐっと身近になったと思います。
ただ、サッカーを楽しむという気持ちやご家族の熱い応援は、今も昔も変わりません。これからも子供たちに熱いエールを送り続けてほしいですね。

サッカーが大好きな君へ

サッカーは一人ではできません。監督やチームメイト、応援してくれるご家族、サポーターの方々など、みなさんをサポートしてくれる人たちがいるからこそ、より強い力が発揮(はっき)できるスポーツです。サッカーを通じて助け合い、はげまし合い、人間としてあたたかい心を持ってほしいと願っています。
これからもサッカーに関わる方々への“感謝の気持ち”を忘れず、夢に向かってがんばってください!

釜本邦茂さん

京都府出身の元プロサッカー選手。
当時のポジションはFW。
メキシコオリンピックではチームを銅メダルに導き、自らも得点王に輝くなど、様々な前人未到の成績を残している。
釜本邦茂プロフィール
1944年

4月15日、京都府生まれ。

1968年

日本代表としてメキシコオリンピック出場。銅メダル獲得。
自身も得点王に輝く。

1991年

Jリーグ発足時、ガンバ大阪監督就任(~95年)。

1995年

参議院議員選挙初当選、政界に船出。

1998年

(財)日本サッカー協会副会長就任。

2000年

労働総括政務次官就任。

2002年

FIFAワールドカップ日本組織委員会理事、強化推進本部長就任。

2005年

日本サッカー殿堂入り。
京都文教大学 客員教授就任。

2007年

大阪スポーツ大学 学長就任。

釜本さんの少年時代
引退試合での釜本さん
提供:釜本企画

僕らの頃はちゃんとサッカーを教わることは全くなかったし、そんなクラブはなかったです。ただ学校の中だけでやっているというぐらいでしたね。たまたま僕は京都の太秦(うずまさ)というところでサッカーの先生が多かったので、寒い時期なんかにグランドでサッカーをやっていた程度です。だから当然、世界のサッカーなんて全くわからなかったわけです。
しかも僕は当時、大きくなったら野球をやりたいと思っていたんです。野球少年だったんですよ。だからそのままいけば野球を続けていたのですが、小学校の先生が「お前は中学校にいったらサッカーをやってはどうか?」と言われたんです。理由を聞くと、サッカーは世界でやっているスポーツであるし、オリンピックの種目なので世界の国々へ行けるぞ、と言われました。外国に行けるのならやろうか、ということで進学後サッカーを本格的にはじめたんです。
しかし、夢に描いたものは掴みどころがなく、これをやったら将来オリンピックに出れるとか、日本の代表選手になれるとか、何もわかりませんでした。具体的に世界のサッカーがわからない時代だったのです。

でも今の子供たちは世界のサッカー(ワールドカップやヨーロッパの試合)を見れます。レベルの高いサッカーにふれ合うことがとても多いですよね。ワールドカップに出場できるレベルになるにはどんな点に注意し、どんな点を強くしなければいけないのか、そういう具体的なことがわかるわけです。だからそこに向かってやっていこうという目標も立てられるし、夢も持てます。僕が世界のサッカーというものを理解し、ぼやけていた将来の夢が徐々にひとつの形になりだしたのは18歳~19歳でしたから、大きく違いますよね。
あとは、周りの環境もよくなってきたと思います。人工芝のグランドも増えてますしね。

サッカーが大好きな君へ
メキシコ五輪での釜本さん
提供:釜本企画

今はプレーを早くしようとする意識はもたなくてもいいと思います。まず、ひとつひとつの技術を正確にするということが大切です。体が大きくなれば力がついてきて自然に早くなります。まずゆっくりでいいから正確にプレーしてください。例えば、ボールを蹴(け)るにしてもアバウトに蹴(け)らずに、10メーター四方の中にボールを蹴(け)る、1メーター四方の中に蹴(け)る、30センチ四方の中に蹴(け)る、というような精度(せいど)をどれだけ高めていくかというのがとても重要なのです。
この「正確に」という意識は試合前でも必要です。ウォーミングアップ時、シュートを打っても打っても枠(わく)の中に飛んでいかないと不安になります。その不安を消すには、まずボールを止めておいてそのまま打つ。止まっているボールをちゃんと蹴(け)るようにして、その感覚を覚えていき、だんだんボールを動かしていけばいいのです。最初から浮いているボールを蹴(け)っても当たりません。そういう順序だてた練習をしていくことが試合の前では大切です。自分本来の力を出せるような、ウォーミングアップをしてほしいと思います。
みなさんのサッカー人生はまだまだ始まったばかりです。日々、目にする世界最高のサッカーを自分のものにし、超一流の選手になるために、やらなければならないことはたくさんあります。勉強の方法は色々ありますが、それなりの努力は必要です。サッカーはグランドの中だけではありません。ありとあらゆるところで感覚を身につけるための練習をしてほしいと思います。そして夢を実現するために、毎日の練習をがんばってください!

指導者の方々へ
東京五輪のときの釜本さん(左)
提供:釜本企画

子供たちのレベルは昔に比べて非常に上がってきました。これはもちろんサッカー熱があがってきたということが大きいです。また指導者の方がどういうことを指導したらいいのかということをよく勉強されているということも、子供たちのレベルを上げている要因だと思います。僕は将来いい選手が出るよう、年間何十回というサッカー教室を全国で開くなど、底辺を広めるための普及活動をしてきました。始めた当時は、本当にサッカーが好きで時間が取れるから子供たちと一緒にサッカーをしようというごく一部の人たちだけが指導していたわけですけど、最近は多くの若い人たちが子供たちと一緒にサッカーをしたりしています。そういうことも子供たちのサッカーのレベルを上げているのだと思います。

ただ、日本の指導者の方々に間違ってほしくないのは、ひとりの選手を将来どう伸ばしていくのかということが問題であり、チームがこの大会に勝つということだけではない、ということです。小・中・高、それぞれ指導者は違います。指導者の方々は自分の学校が日本一になるためにどうしたらいいかということを自ずから考えます。その中にいる選手を10年先にこういう選手に育てたいんだ、という指導がしにくいのです。ところが海外のジュニアは全部クラブでやっていますので、10歳の子が20歳の時にどうなっているのかを見ているわけです。つまり個人のレベルを上げるための指導なのです。だから日本の小、中学生と同年齢の外国チームが試合をすると日本の方がチームとしては強いのです。しかしそれが10年後にやると負けるでしょう。根本的に違うのはそこなんです。だから僕がガンバ大阪の監督になった時に持っていたジュニアチームをこの下部組織に入れました。実はその子供たちが稲本選手や大久保選手なんです。彼らはクラブでサッカーをやっていました。

子供たちへ熱心に指導

つまり「10年後にどうなるか」という指導と、「全国大会に出るんだ」という指導とは一貫性が違うという事です。指導者の方はチームが勝つための練習を繰り返すので、きちんと教えなければいけない個人の戦術が身につかずにミスが起こるんです。もちろん優秀な指導者もおられますが、今の子供たちには、時には自分で考え、自分でトライし、さらにもう一歩前進していってほしいです。目標をたて、その目標が到達したら次の目標へと前進し、10年後には世界のレベルに達する選手になってもらいたいですね。そうなった時にはじめて日本のサッカー全体のレベルが上がるのではないでしょうか。世界と比べるとその差は歴然としています。まだまだ時間がかかるでしょうが、今の子供たちがこの世界レベルになれるよう指導していただきたいと思います。