第2章
本仕込の開発

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01素材を吟味し、製法にこだわって、
“本当においしい食パン”を作りたい

90年代初頭、ひたすらやわらかい食パンが市場を賑わしていた頃のこと。社長(当時)舟橋正輝は考えました。「昔ながらの手作りの食パンは、炊きたてごはんのようなもっちり感があり、日本人の嗜好や、欧米人に比べて少ない唾液分泌量に合っていた。昔のように、食パンのもっちりした食感を取り戻したい。」そんな思いから本仕込の開発が始まりました。

素材を吟味し、製法にこだわって、“本当においしい食パン”を作りたい

02ストレート製法に挑戦

中種製法とストレート製法の食パンの決定的な違いは水分量。水分が多く糊化(アルファ化)度の高いもっちりとした食パンを、機械で安定的に量産化するには大きな壁がありました。機械生産は生地をいためてしまう上、水分の多い食品は店頭での商品寿命が短いのです。これが、どのパンメーカーもストレート製法を敬遠していたゆえんでした。

ストレート製法に挑戦

03「本仕込」は日本の食パン

フジパンでは、工場の製造現場スタッフ、商品開発スタッフはもちろん、営業スタッフまでもが「製パン技能検定」を受けています。製パン技能検定とは、製パン技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度です。
パンづくりの知識を深め、食生活にかかわるメーカーとしての責任を持ちたいという思いからです。

「本仕込」は日本の食パン