特集:食品会社のエンジニア

フジパン(株)豊明工場 工務課長 近藤 勝之  1979年入社 工学部 卒業

近藤 勝之さんの1日

AM 7:00
出社
AM 7:30
製造幹部朝礼
AM 8:00
工務課朝礼。今日の作業の確認
AM9:00
工場巡回。昨日の作業確認、修理、改善、検討など
PM 12:00
休憩
PM 2:00
機械メーカーさんと打ち合わせ、保全、修理、改善など
PM 7:00
帰社

パンを正確に製造できるように、機械の点検・修理を行う

パン屋の機械というのは、もともとはそれほどレベルが高い、複雑な機械ではありませんでした。入社当初はそれらに対して、原始的ともいえる、比較的単純な整備などを行っていましたが、今は最新の設備が備わっているので、細かなつくりを持つ機械の保全や修理を行っています。工場では大量の商品を製造しており、機械はフル稼働しています。ですから、修理は限られた時間内に正確に行わなければなりません。我々のゴールはいかにきちっとパンを製造するかですから、出荷スケジュールを大幅に遅らせてしまったり、不良品のパンを出してしまってはいけないのです。そのため常日頃から、点検や修理には細心の注意を払っています。

10億円以上かけ、製造ラインを丸ごと更新することも

「今までにないこういうパンを作ろう」と決定されたときに、新しい製造ラインを作ることがあります。その際、機械の設計図を書くといった更新作業を行います。さらに、建物の規模を考慮し、空調設備をどのように調えるかなどを、機械メーカーさんなどと協力しながら作っていきますが、フジパンの製造チームとも相談します。きちっとパンを作ることもそうですが、製造スタッフが動きやすいレイアウトを考えることも重要です。自分が計画した機械やラインが構想どおりに働き、きれいなパンができたときに、大きなやりがいや達成感を感じます。

機械とじっくり向き合い、故障の癖を熟知する

工務の仕事は、1人で任されるようになるのに3年ほどかかります。最初の3年間は先輩の仕事を見ながら業務を覚え、機械の知識を高めていきます。知識の他に大切なのは、経験です。工場内には非常に多くの種類の機械がありますから、その一つひとつの壊れ方や、調子が悪いときの症状の出方が違うのです。機械の癖は、数年間機械と向き合わなければ知り得ません。工務課は、信頼のおけるメンバーが多いところです。業務の基本ですが、日々の引き継ぎをきちっとできなければ、あとで大きなミスを引き起こしかねません。また、工務課内だけではなく、製造スタッフとコミュニケーションをとることも重要です。精密で高度な機械を作ることが目標ではなく、包装までいかにラインがうまく流れるかですから。

これからフジパングループへ入社される方へ

近藤さん

他の企業と比べると、フジパンは人と人との繋がりが温かい会社だと思います。工務課は基本的には単独で作業を行っていますが、ときには冗談を言いあうような和気あいあいとした雰囲気があります。安全で安心できるパンを作るために、機械を健全な状態に保つのが我々の仕事です。

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