機械の稼働率をアップしラインの活性化を図るために
「ネオバターロール」の開発のきっかけとなった大きな原因は、工場にあったクリームの注入機。当時生産していた、注入機でクリームを入れて作るパンの売り上げが落ち、工場では機械を持てあましていました。その機械の稼働率を上げるために考えられたのが、「ネオバターロール」です。社内で「フジパンは食卓ロールが弱いな」と言われていたことも後押ししました。
パッケージを変え、
ロングヒット商品へと一気に成長
販売当初の売り上げは、目標の半分程度でした。それが、別の工場で生産されるときに当時は茶系色だった包装紙を爽やかなブルーのデザインに変えたところ、爆発的に売れるようになったのです。バターロールの味は社内でも好評でしたが、パッケージを改良したことでお客様にも広く長く愛されるヒット商品へと生まれ変わりました。
今では、注入機を含む工場の機械は「ネオバターロール」の生産に毎日大忙しです。