携帯サンドイッチの元祖はスナックサンド!
「スナックサンド」は、持ち運びが容易な「携帯サンドイッチ」として1975年に発売されました。当時、耳を落とした2枚の食パンに具材を挟んだサンドイッチは存在せず、実はスナックサンドが日本における「携帯サンドイッチ」の元祖なんです。それまでになかった、斬新なアイディアと、持ち運びの手軽さが評価され、あっという間に大ヒット商品になりました。発売当初は、工場の生産が追いつかないほどの売れ行きとなりました。
スナックサンドのファンになってもらうために
携帯サンドイッチの元祖として発売されたスナックサンドですが、大ヒットが故に類似商品も多数販売され、売上が伸び悩みました。そこで、マーケティング部では、お客様にスナックサンドを再度手に取っていただくため、馴染み深い商品になるよう様々な企画を実施しました。 オリジナルキャラクターを作成したり、発売40周年には、「もう一度食べたい味投票コンテスト」と称した人気投票を実施し周知を広げました。 その結果、売上は上昇しはじめ再びヒット商品として復活を果たしました。
美味しさを求める商品開発。決め手はパンの食感!
ヒット商品への成長過程において、様々な具材のバリエーションを増やすと共に、更なる美味しさを求めて改良したのはパン生地でした。具材が惣菜系の時と甘系の時では、パンのしっとり感に微妙な差が出ていました。どの具材でも程良い食感となるようパンの原材料を調整すること約1年。どんな具材でも絶妙なしっとり感となるパンが完成し、スナックサンドは進化を遂げました。 今後もお客様に喜んでいただくため、手間を惜しまず改良を続けていきます。