フジパン


本仕込

「朝はパン!」
笑顔で始まる朝を届けて30年。


かむほどにおいしい ごはんのようなもっちり食パン

「もっちり!」 いまでこそおいしいパンの代名詞ですが、
1990年代の日本では「ふんわり」柔らかな
食感のパンが好まれていました。
そんなあるとき、「ブームで終わらない、本当に美味しい
食パンを作ろう!」とフジパンは考えました。
そこから、わたしたちフジパンの挑戦が始まりました。
町で人気のパン屋さんに飛ぶように売れる食パンがあると聞き、
実際に食べてみると…。
ふんわり食パン最盛期には珍しい
「もっちり」とした食感だったのです。
さらに噛めば噛むほど小麦の甘さが口いっぱいに広がります。
ここから着想を得て、日本人に馴染みのある
「炊き立てごはん」のような食感を
目指して誕生した食パンが『本仕込』です。


Origin of Honjikomi 『本仕込』の由来

当時、食パンといえばカタカナのネーミングが主流でした。しかし、生地を仕込んでいる社員の丹精こめて生地を作っている様子が、まるで「清酒を仕込む杜氏」のように見えたことから、迷わず「本仕込」に決定。
パンらしからぬこのネーミング。
漢字を使った商品の先駆けでもあるのです。


Honjikomi History 『本仕込』のパッケージ変遷

製品リニューアルや時代の変化に合わせ、パッケージも改良を重ねました。

  • 1993.5
    はじめは社員がデザイン

  • 2000.1
    原材料見直しに合わせマイナーチェンジ

  • 2003.7
    発売10周年を機にリニューアル

  • 2011.3
    小麦のイラストを採用

  • 2012.9
    商標登録に合わせデザイン一新

  • 2021.9
    折り紙柄をイメージしたデザインに

  • 2023.6〜
    目を引くふたつの丸は、太陽・月・雲・小麦をモチーフに日本の豊かな自然の恵みを表現


About “Honjikomi” 『本仕込』ってどんな食パン?

毎日、本仕込に関わる社員がご紹介します。

  • 開発研究部 歯ざわりカリッ、食感モチッ、かむほどに香ばしさが広がる

    開発研究部
    戸田博基さん

    変わらないおいしさをお届けするために大事なのは、世の中の動きをしっかり見ることだと考えています。時代によって好まれる味に変化があるので、それを見極めつつ味の方向性を決めていくのは、開発の重要な仕事のひとつ、素材の選定、工程の設定は何度もくり返し見直して調整しますが、最終的な「味」を見るのはやっぱり人ですね。食べておいしいと思うものを作る。これが基本です。食パンというシンプルな食べ物だからこそ、余計にそう思うのかもしれません。
    本仕込の最大の特徴はその製法。本仕込製法という、町のベーカリーなどで採用されることの多い作り方をしています。実は工場で実践するのは難しいやり方なのですが、それこそがこだわり。もっちと食べごたえのあるこの独自の食感を作り上げるために、工夫を重ねてきました。
    また本仕込は発酵時間を比較的短めに設定しているんですが、これは素材の味わいをより引き出すため。焼くことでいっそう風味が増すので、個人的にはトーストして食べるのがおすすめです。カリッとした歯ざわり、モチッとした食感、かむほどに広がる小麦の香ばしさ。ふんわりしっとりが流行した時にも変わらず、この本仕込らしいおいしさを追求してきました。ここ10年で若干甘味を増してはいますが、製法と素材に合わせたすっきりとした甘さを心がけています。ぜひ一度、バターも何もつけずに焼きたてを食べてみてください。

  • 製造 ごはんのようなもっちり感で、日本人の舌に合うおいしさ

    製造
    近藤和樹さん

    材料を混ぜて生地を作り、練った生地を発酵させて食型に入れ、焼きあげる。その工程のすべてを管理するのが製造の仕事です。本仕込らしいおいしさがいつも変わらずキープできるよう、その日の天気や気温、湿度に合わせて機械の微調整をするのですが、そこが一番難しい。原材料の状態や質は常に変わりますし、昨今は燃料などの値段も上がっている。そういうすべての状況を考慮して機械を動かすのでやりがいがありますね。
    安定しておいしいパンを作るためには人の教育が大事だと思っています。微妙な判断をいくつも迫られる現場で頼りになるのは、やっぱり経験。先輩たちが積み重ねてきたものをちゃんと引き継いで、後輩たちにもしっかり伝えていかないといけない。食パン作りって、作業工程自体はそんなに複雑なわけじゃないんですよ。でもだからこそ奥が深いと感じます。
    本仕込のライバルはお米。ごはんのようにもっちりとした食感、日本人の舌に合うおいしさを目指しています。工場でしか食べられない焼きたての味は最高ですよ。これを製造担当だけの特権にせず、生活者のみなさんにもお届けしたい。その思いで、工場周辺のお店に焼きたての本仕込を直送する「できたて便」というサービスを2021年から実施するようになりました。営業から話が来た時には「やれます!」と即答。現場だからこそできる協力や提案をこれからも実現させていきたいです。

  • 安全性研究部 素朴で、しっかりとした食感のある、職人気質の食パン

    安全性研究部
    口地眞智子さん

    目に見えないものを見えるようにする。安全性研究部の仕事をひとことでいうなら、そんな感じではないでしょうか。例えば本仕込にカビが生えにくくするため、わざとカビを付着させてその繁殖する速度を測ったり、工場の製造環境を衛生的に改善し、どこまで消費期限を延ばせるか検討したり。安全な製品を作り、保管し、安心して食べてもらうための研究を日々行っています。
    特に工場の衛生面はこの10年で格段にレベルアップしたと思いますよ。本仕込は水分量が多く、発酵も短いパンなので、微生物の影響を受けやすいんです。でもだからこそ、高いレベルで対策が進んできた側面がある。工場の空気の流れを見直したのは成果として大きかったですね。また、製造現場に足を運んで問題点を見つけ、工場の方々と協力しながら課題を一つ一つクリアしていくことでカビの問題が解決されていくことを学びました。工場が衛生的な場所であることは当然のことですが、いつも安全な製品を作り続けるにはより高いレベルの管理が必要だと考えています。
    本仕込は「パンらしいパン」だと思っています。素朴で、しっかりとした食感のある、職人気質の食パン。私はそこが大好きですね。ひきのあるもっちり感や、かみごたえのある生地は、他社に多い「やわらかさやしっとり感」を特徴とした商品と大きく異なりますが、それこそが本仕込の最大の魅力ではないかと感じます。本仕込らしさを生かしたパンを作り続けてほしい、ファンのひとりとしてそう思っています。

  • 営業 ボリュームのある具をのせても負けないから、アレンジ向き

    営業
    奥田桂祐さん

    関西圏を中心に展開するスーパーの営業担当をしています。具体的には店舗に足を運んでバイヤーの方に本仕込のよさをしっかりお伝えすること、お客様に手にとっていただきやすい売り場を作ることが仕事ですね。その際、必ずお話するのは製法についてです。材料を一度に混ぜて生地を作る本仕込製法と、その製法だからこそ実現できるもっちり食感は本仕込の最大の魅力。日々地道に話をして、まずは知ってもらうことを心がけています。
    また売り場では春と秋の年に2回、商品棚の配置を見直すタイミングがあります。ここでいい場所を取れるかどうか、少しでも広く確保できるかどうかは営業にとって最重要課題のひとつ。関西では厚めのパンが好まれる傾向があるんですが、行楽シーズンには薄めの8枚切や10枚切、サンドイッチ用のパンを通常より増やして「手作り」派にアピールするなど、工夫を凝らしています。
    本仕込は生地がしっかりとしているので、アレンジ向きだと思いますよ。ボリュームのある具をのせても負けないから調理がしやすいし、食べてもおいしい。個人的には和の食材との組み合わせが好きで、営業先でもおすすめすることが多いです。特にめんつゆをたらしてかつおぶしをかける、バターを塗って焼きのりをのせる、この2パターンは鉄板のおいしさ。「試してみたらおいしかったよ」と言ってもらえるとやっぱりうれしいですね。

  • マーケティング部 満足感のある食ごたえで腹もちがよく、夕食にもおすすめき

    マーケティング部
    古橋美雪さん

    本仕込のコアユーザーは50〜60代。子どもの頃からずっと食べているという方もいらっしゃるほど、長く愛され続けている製品なんです。昔からのお客様を大事にしつつ、さらなる新規ユーザーをどうやって獲得するか。そのための企画を考えるのがマーケティング部の仕事ですね。ここ数年はツイッターとインスタグラムを活用してメーカー側からの発信も始めました。本仕込らしいおいしさをより楽しめるレシピなどを紹介しています。
    食パンブランドの固定化が始まるのは「お子様が生まれるタイミング」。日常的に食べるものを見直して、家族のために何を選ぶかを決める大切な時期です。そこで本仕込を選んでもらえるよう、そしてその後も選び続けてもらえるよう、ママ・プレママに向けて魅力を伝えていくのが今の課題。塩・砂糖・バターは国産品を使用しているなど、素材のこだわりにも目を向けてもらえるようアピールしていきたいと考えています。
    個人的に好きなのはトーストしてオリーブオイルをかける食べ方。スープやサラダと合わせて夕食にすることもあります。おすすめは程よく厚みのある5枚切。6枚切だとちょっと物足りないけれど、4枚切はボリュームがありすぎる。そんな女性にぴったりのサイズがいいんです。本仕込ならではのもっちり感と食べごたえで満足感があるし、腹もちがいい点もうれしいですね。食パンは朝のイメージが強いですが、「夕食にトースト」もぜひ一度試してみてほしいです。


Way to Eat 『本仕込』を生かした美味しい食べ方

ためしてほしい。本仕込の楽しみ方。


Special Interview 綾瀬はるかさん ロングインタビュー

  • 今回の撮影を終えた感想をお聞かせください。

    楽しかったです。
    美味しいパンを何度も何度もたくさん食べれて幸せでした。

  • 本仕込の味の感想を教えていただいてもいいでしょうか。

    甘みがあって、もっちりとした食感がとても美味しかったです。

  • 今回パッケージが新しくなりましたが、新パッケージの感想を教えてください。

    とてもシンプルな見やすいデザインで、
    本仕込という名前とあった「和」な感じが素敵だなと思いました。

  • CMの注⽬ポイントを教えてください。

    気持ちのいいCMになったと思います。
    沢⼭おいしく⾷べたので食べっぷりもみていただきたいですし、
    新しいCMの雰囲気にも注⽬していただきたいなと思います。

  • 今回初めて新CMのイメージキャラクターに起⽤させていただきましたが、オファーを受けたときの感想をお聞かせください。

    とても⻑く愛されているパンなのでそのフジパンさんのイメージキャラクターに
    なれたことはとても光栄に思います。嬉しいです。

  • オンエアは7⽉1⽇を予定しております。この夏、挑戦したいことはありますか?

    毎年割と言いがちなのですが、スイカ割りをやりたいです。

  • 本仕込は「朝はパン!」でお馴染みですが、綾瀬さんの朝の過ごし⽅を教えてください。

    割と起きたら朝食はしっかりと食べます。
    パンをやっぱり食べることが多くて、目玉焼きとかサラダとか紅茶とか
    コーヒーとか合わせて食べてます。

今回の撮影を終えた感想をお聞かせください。


テレビCM

  • パン屋「本仕込」篇[TVCM 30秒]

商品ラインナップSERIES LINEUP

小麦の豊かな香りと、もっちりとした食感が自慢の「本仕込」シリーズ。
レーズン食パン、バターロールなどでも味わっていただけます。

主な取り扱い先:スーパー、ドラッグストア、コンビニ、フジパン取扱小売店など
詳しくはお客様相談室へお問い合わせください