フジパングループ
環境サスティナビリティの取組み

SUSTAINABILITY

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基本理念
PRINCIPLE

フジパングループは、全員が「和」の精神で一丸となって協力し、企業経営を通じ社会の進展と文化向上に寄与することを経営の基本理念としています。
事業を継続しながら持続可能な社会に貢献するために、環境に関する重点課題項目として、「気候変動への対応」「資源の有効活用」を掲げ、グループ全体で取り組んでいます。


気候変動対応
CLIMATE CHANGE RESPONSE

温室効果ガス排出削減目標

スコープ1、2
2021年度比で2030年度までに 42% 削減
スコープ3
2021年度比で2030年度までに 25% 削減

排出実績

2021年*
温室効果ガス排出量(スコープ1、2、3合計)は 1,427,490 t-CO2

*は基準年

スコープ 内容 2021年度 算定方法
排出実績(t-CO2 e) 活動量 原単位
スコープ1 直接排出に伴うCO2排出量 120,372 オフィスや営業所、工場、物流などの燃料使用量、およびフロン類漏洩量 主に「温対法_算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」(環境省)に記載された排出原単位を使用
スコープ2 購入した電力・熱に伴う
CO2排出量
130,640 オフィスやセールスセンター、工場などの電気の使用量 主に「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)-R4年度実績- R4.1.24環境省・経済産業省公表」に記載された電力会社プラン別の排出原単位を使用
スコープ1,2合計値 251,011
スコープ 内容 2021年度 算定方法
カテゴリ 排出実績(t-CO2 e) 活動量 原単位
スコープ3 カテゴリ1 購入した製品・サービス 903,780 原材料・資材の調達量(重量・金額ベース) 主に「LCIデータベースIDEAv3」に記載された排出原単位を使用を使用
カテゴリ2 資本財 23,111 固定資産額(有形・無形)の当年度新規取得額 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ3 スコープ1、2に含まれない燃料及びエネルギー活動 52,289 燃料・電気・熱の使用量 主に「LCIデータベースIDEAv3」および「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ4 輸送配送(上流) 160,660 外部委託の輸送による燃料の使用量 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ5 事業から出る廃棄物 5,951 廃棄物処理・リサイクル委託費⽤ 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」およびLCIデータベースIDEAv3」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ6 出張 2,114 社員の出張に伴う交通費支給額 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ7 雇用者の通勤 9,435 社員の通勤に伴う交通費支給額 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ8 リース資産(上流) 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ9 輸送、配送(下流) 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ10 販売した製品の加工 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ11 販売した製品の使用 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ12 販売した製品の廃棄 17,919 販売した製品の廃棄物量 主に「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」およびLCIデータベースIDEAv3」に記載された排出原単位を使用
カテゴリ13 リース資産(下流) 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ14 フランチャイズ 該当なし 該当なし 該当なし
カテゴリ15 投資 1,218 株式保有率に応じた関連会社のスコ―プ1、2排出量 スコープ1、2に同じ
スコープ3合計値 1,176,478

2021年フジパングループ全体におけるスコープ1〜3の割合

取り組み内容:

  • 自家発電機の撤去及び特別高圧化
  • エアーコンプレッサー、冷凍機、空調設備、ボイラーの省エネタイプへの更新、受電設備改修
  • 生産効率の向上(生産の集約、アイドルタイムの削減、ロスの削減)
  • オンライン会議、在宅勤務による移動機会の低減
  • 配送の効率化
  • 共同配送などの活用
  • ハイブリッド車両の採用
  • 照明のLED化
  • 包装紙の厚み変更、過剰包装の廃止
  • 日常的な省エネ活動の推進
  • 徒歩、自転車、公共交通機関での移動の推進
  • ペーパーレス化の推進
  • エコドライブの実践(急発進・急停止の防止、アイドリングストップの採用)

資源の有効活用
EFFECTIVE USE OF RESOURCES

食品ロスの取り組み

目標
2021年〜2030年の期間において、以下を目標とする。
総廃棄物の再資源化率:90%以上
食品廃棄物の再資源化率:95%以上
現状
2020年の再資源化率:総廃棄物 95.8% 食品廃棄物:98.3%

取り組み内容:

<工場内>
  • 不良品の削減(ロスパン削減、包材ロス削減)
  • アイテム削減(バイオプラスチック、再生材などの新素材導入)
  • 過剰生産品の削減(受注リードタイムの変更、製造納品回数削減、生産予測の精度アップ、仕分け精度向上)
<廃棄品処理>
  • 不良パンのリサイクル(飼料化、肥料化)
  • 食パン耳のパン粉化
  • 廃プラスチックの再資源化(固形燃料含む)
  • プラスチック資材の再資源化(番重、パレット、プラシートなど)
  • ワンウェイプラスチックの使用抑制(納品容器、使い捨てコップ、食器など)
  • 原材料納品の通い箱の使用拡大(ダンボール廃棄物など削減)
  • 廃ドーナツ油のリサイクル
  • 排水処理汚泥の削減(汚泥減容装置導入、乾燥炉導入による減量化、日常的な排水の負荷低減活動)

容器包装の3R

目標
2004年度を基準年とし生産高10億円当りプラスチック製容器包装排出量原単位を2030年までに25%削減を目標とする。

取り組み内容:

<容器包装のリデュース>
  • 過剰包装の見直し(形状、仕切り、トレー、多重包装、内包装)
  • 軽量化、薄肉化(フィルム、パック等の厚さ、材質の見直し)
  • サイズの適正化(容器の大きさ、高さ、幅、袋のピッチ等)
  • 空間率(容器包装の隙間)は原則20%以下
  • 裏面表示統一化によるデッド包材削減
<店舗でのロス削減>
  • 消費期限、賞味期限の延長
  • 手前取りの推進
<原材料メーカーのロス削減>
  • 発注数量の精度アップ
<包装紙メーカーのロス削減>
  • 発注数量の精度アップ
  • 不良包装紙の再利用