第1章
ものづくりの心

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01パンの「手捏ね式」

機械による大量生産が当たり前になるにつれて、従業員はパン生地に触れる機会が少なくなりました。
そのため昭和40年代~平成24年までフジパンの入社式では、「手捏ね式」の場を設けていました。2代目社長舟橋正輝が自らパン生地を捏ね、「あんぱん」を作るお手本を見せ、新入社員はフジパンのものづくりの原点を体験していました。

パンの「手捏ね式」

02パン作りのスペシャリストを養成

武蔵工場内にあるフジパン高等職業訓練校は、1982年に埼玉県知事により認可を受けた職業訓練校です。全国各地にある工場より選抜された社員を対象に、パン作りの基礎知識の修得を目的とした約4ヶ月間の集合訓練を行い、製パン技術者を養成しています。
小麦の栽培・麦刈りから始まるこの訓練校のカリキュラムは、パンの基本を覚え、ものをつくりだす想像力を養うことを目的としています。

パン作りのスペシャリストの養成麦刈りの風景

03社員の多くがパンづくりのプロを目指します

フジパンでは、工場の製造現場スタッフ、商品開発スタッフはもちろん、営業スタッフまでもが「製パン技能検定」を受けています。製パン技能検定とは、製パン技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度です。
パンづくりの知識を深め、食生活にかかわるメーカーとしての責任を持ちたいという思いからです。

社員の多くがパンづくりのプロを目指します