株式会社ベーカリー システム研究所 営業部 家田 佳幸

01 入社の決め手は、
会社説明会で出会った先輩社員

私が食品業界に興味を持ったのは、学生時代の定食屋でのアルバイトがきっかけです。キッチンスタッフとして働く中、さまざまな食材や調理方法、盛り付け方法を知り、料理の奥深さとものづくりの楽しさを知りました。就職活動では、フジパングループの会社説明会に参加し、パンだけでなく、お弁当・おにぎり・サンドイッチの製造や外食産業向けの物流を展開していることを知りました。また、その中でも幅広く活躍できる環境はもちろん、仕事について包み隠さず教えてくれるデリカ部門の先輩社員に出会い、入社の決め手になりました。

02 コンペで勝ち取った新商品開発の権利

現在は営業開発部で、大手スーパー様向けの商品開発に取り組んでいます。そのスーパー様は複数社にお弁当の開発・製造を委託しており、(株)日本デリカフレッシュもその1社です。ある時、新商品のお弁当に関するコンペが開催され、お題が“玉子焼き”でした。そして「一番美味しい玉子焼きを開発した会社にその“玉子焼き”を使った新商品の開発・製造をお願いする」というもので、会社の売り上げに関わる非常に重要なコンペでした。ただこれまで自社で玉子焼きを製造しておらず、ノウハウを持っていませんでした。

03 最高の玉子焼きを求め、
味付けや焼き方を研究し、工夫を重ねる毎日

まずは玉子焼きの製造メーカーに直談判し、工場見学をさせてもらいました。多くの工程は企業秘密でしたが、温度と時間がとても重要だということが判明し、そこからテストキッチンや工場内の調理場で、4か月間ひたすら玉子焼きの試作を続けました。そして美味しい玉子焼きに必要な“温度”と“時間”、そして中心までふっくら仕上げる方法を見つけました。その結果、コンペで1位に輝き新商品の開発・製造の権利を勝ち取りました。その玉子焼きを使ったお弁当は、今では全国で売れ筋商品上位にランクインする商品になっています。

家田 佳幸さん

04 完成してそれで終わりではないのが、
商品開発の面白さであり奥深さ

玉子焼きの開発では失敗が続き何度も心が折れそうになりましたが、先輩からの「絶対に成功させよう!」という言葉が何よりの支えになりました。初めて美味しく焼き上げられた時は、調理場で一緒に「やったー!」っと叫んでいました。発売初日に、商品がスーパーの売り場に並んでいるところを見に行きました。お客様が手にとってくれた瞬間は、本当に嬉しかったです。その商品が売れ筋商品となった今でも、数か月毎にリニューアルを重ね、より美味しく進化させています。

家田 佳幸さん

家田 佳幸さんの1日

AM
9:00
メールチェック・1日のスケジュール
確認
AM
9:30
翌日以降の商品開発で使用する食材や包材のサンプルを依頼
AM
10:30
試作開始
テストキッチンで午後から使用する
惣菜、ご飯を調理する
PM
12:00
休憩
PM
13:00
トッピング開始
午前中に試作した食材を容器にトッピング/事前に設計した商品を完成させる
PM
15:00
テストキッチンの清掃
必要書類の作成
PM
16:00
部内の打ち合わせ
提案商品の設計
PM
18:00
退社

家田 佳幸さん

これからフジパングループへ入社する方へ

フジパングループは若手の挑戦を応援し、成長を見守ってくれる会社です。若手から挑戦したい方にはとてもいい会社だと思います。また、商品開発職の醍醐味は、自分で開発した商品が誰かに必要とされていると感じることです。商品を食べたお客様から感謝の手紙や電話をいただくと、本当にうれしく思います。

家田 佳幸さん

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